「良くしたい」が強すぎると、見えなくなることがあります

整体師として新人の頃ほど、
目の前のクライアントを
なんとか良くしたいと思います。

それ自体は、
とても大事なことです。

ただ、
この「良くしたい」という気持ちが強すぎると、
逆にうまくいかなくなることがあります。

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視野が狭くなる瞬間

例えば、

施術後に

「あまり変わらないですね」
「まだ痛いです」

と言われたとき。

もう少しやりましょう、となって、

そこからさらに
良くしようとする。

ここで起きやすいのが、
痛い場所への集中です。

良くしたいと思えば思うほど、
その場所しか見えなくなる。

なぜそれが起きるのか

人は、
強く意識しているものに
視野が引っ張られます。

なので、

「ここを何とかしたい」

と強く思うほど、
そこ以外の情報が抜けていきます。

本来であれば、

・なぜそこに負担がかかっているのか
・他に反応している場所はないか
・全体としてどういう状態なのか

こういった視点が必要ですが、
それが見えなくなります。

結果として起きること

痛い場所だけを見続けると、
原因に触れないまま、
同じことを繰り返す形になります。

そうなると、
変化が出にくい。

どんどん迷いが強くなります。

大事なのは「冷静さ」です

良くしたいという気持ちは、
そのままでいいと思います。

ただ、
それと同時に、
一歩引いて見る視点を持つこと。

今、自分はどこを見ているのか。
見えていない情報はないか。

そうやって、
一度フラットに戻す。

それだけでも、
見えるものは変わってきます。

臨床での一つの目安

もし、
同じ場所ばかり触っていて、
変化が出ないときは
視点が偏っているサインかもしれません。

そんなときは、
一度やめて、全体を見る。

それだけで、
突破口が見つかることがあります。

気持ちはそのままに。

視野だけ、少し広く。

それが結果的に、
クライアントのためになると思っています。

ここまで読んで、
何か引っかかるところがあった方へ。

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整体院・訪問マッサージ・鍼灸院などの現場で感じてきたことをもとに、
体の不調や症状について、
「どう捉えるか」という前提の話を書いています。

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