原因を断定してしまうと、見えなくなるものがある

体を見ていくとき、
必ず考えることがあります。

「この症状は、なぜ起きているのか」

痛みでも、
違和感でも、
動きの制限でも。

施術者として、
原因を考えるのは当然のことです。

ですが、ここで一つ、
気をつけたいことがあります。

目次

原因を断定してしまうこと

臨床では、
ついこう思ってしまうことがあります。

「原因はこれだろう」

そう断定してしまうと、
実は少し困ったことが起きます。

それ以外の可能性が、
見えなくなるんです。

思考が一つの方向に固定されると、
その情報ばかり拾うようになります。

逆に、
それ以外の情報は、
自然と見落としてしまう。

これは臨床では、
意外と起きやすいことです。

施術しても変わらない時

例えば、

「原因はここだ」

そう思って施術をする。

そして、
施術後に確認する。

すると
「変わっていない」
こういうこともあります。

もちろん、
臨床なのでそういうこともあります。

ただ、
原因を断定してしまっていると、
次の考えが出てこなくなることがあります。

仮説として持っておく

ですので、
私の場合はこう考えるようにしています。

断定ではなく、

「仮説」

として持っておく。

まずは、
可能性をいくつか考える。

Aかもしれない。
Bかもしれない。
Cの可能性もある。

その中で、
体を触っていく。

すると、
「このサインがあるからAの可能性が高い」
「この情報を見るとBは低そうだ」

そうやって、
少しずつ優先順位が見えてきます。

可能性を残しておく

臨床では、
可能性を残しておくことが大事だと思っています。

断定してしまうと、
思考が一方向に引っ張られてしまいます。

ですが、
仮説として持っておくと、
次の選択肢が残ります。

それは、
患者さんにとってもリスクが少ない。

そして、
施術者自身の思考の幅も広がります。

臨床では、
こういった考え方も大切だと思っています。

このブログでは、
体の見方や臨床の考え方についても書いています。

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