臨床に出ていると、
必ず出てくるものがあります。
それが
「わからない」
という感覚です。
患者さんが
「ここが痛いです」
そう訴えてくる。
体を触る。
動きを見る。
それでも、
「なぜここが痛いのか」
まだはっきりしない。
こういう場面は、
臨床を続けていれば必ず出てきます。
新人の頃に起きやすいこと
よくあるのは、
痛いところだけを見てしまうことです。
「ここが痛い」
だから
そこを一生懸命見る。
そこを一生懸命触る。
そして
一生懸命揉む。
でも、
変わらない。
すると、
「わからない」
となります。
これは、ある意味当然なんです。
痛みの原因がそこにない可能性もあるのに、
そこだけを見ているからです。
一度、体を全体で見てみる
こういう時、
スタッフにはよくこう伝えています。
「一回、全体を見てみよう」
体を一通り見て、
どこか気になるところはないか。
左右差。
動き。
張り方。
どこか
「ん?」
と感じる場所を探してみる。
まずはそこからです。
観察から仮説が生まれる
臨床では
観察
↓
仮説
↓
検証
この流れがとても大事です。
体を見て、
違和感を見つける。
そこから
「もしかしたらここかもしれない」
という仮説が生まれます。
そして、そこを触ってみる。
変化を確認する。
この繰り返しで、
少しずつ見立てが作られていきます。
「わからない」は入口です
臨床での「わからない」は、
決して悪いことではありません。
むしろ、
観察を深める入口です。
わからないから、
見る。
わからないから、
考える。
その繰り返しの中で、
少しずつ体の見方が変わっていきます。
臨床は、
その積み重ねなのかもしれません。
このブログでは、
こういった体の見方や臨床の考え方についても書いています。
興味のある方は、
他の記事も読んでみてください。

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体の不調や症状について、
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