「姿勢は問題ないですね」
そう言われたことがある方もいるかもしれません。
中には、
「完璧だと言われました」
という方もいます。
でも私は、その言葉を聞くと少し引っかかります。
完璧、とは
モデルでも、ヨガのインストラクターでも、日頃から意識している人でも。
姿勢が整っている人はいます。
でも『完璧』となると、話は変わります。
左右も前後も均一。
どの関節も偏りなく動き続ける。
そんな状態は、ほぼありません。
もし本当に完璧なら
一か所に負担は残りません。
一つの関節が動けば、周囲が自然に連動する。
重心がずれれば、全体がバランスを取りにいく。
常に全体で調整されるはずです。
では、
同じ場所が何度も痛くなるのはなぜでしょう。
痛みは『結果』です
痛みが出るということは、どこかで偏りが続いているということです。
筋肉が働き続けなければならない理由がある。
関節が繰り返し使われる理由がある。
姿勢は、その結果として現れます。
だから私は、姿勢が悪いですね、とはあまり言いません。
なぜその姿勢になっているのか。
そこを見ます。
赤ちゃんでも同じです
柔らかいから完璧か。
そんなことはありません。
発達の途中で、常に揺れています。
人は生きている限り動き続ける存在です。
動くということは、常に微細なズレがあるということです。
『完璧』という言葉の違和感
姿勢は固定するものではありません。
調整し続けるものです。
崩れないことが理想なのではなく、
崩れても戻れることが大事。
体は関係性でできています。
姿勢だけを切り取らず、その背景を見る。
そこから施術は始まります。

ここまで読んで、
何か引っかかるところがあった方へ。
ブログでは、
整体院・訪問マッサージ・鍼灸院などの現場で感じてきたことをもとに、
体の不調や症状について、
「どう捉えるか」という前提の話を書いています。
LINEでは、
もう少しだけ、
考え方の話を続けています。
必要な方だけ、
こちらからどうぞ。
▶ LINE登録はこちら
関連記事はこちら
▶ なぜ姿勢は崩れるのか
