スタッフ教育って、難しいですよね。
整体院、接骨院、訪問マッサージ。
どの業態でも、
技術指導
というのは必須だと思います。
マッサージのやり方。
施術の流れ。
説明の仕方。
接客や接遇。
そういったものを教える。
これは当然必要です。
現場を円滑に回すためにも、最低限の基準というのは必要ですからね。
ただ、ここで一つ考えてみてほしいんです。
「良い施術者」って、何でしょうか?
これは正解がある話ではありません。
あなた自身がどう考えるか。
どんな人が良い施術者なのか。
どういう言葉をかける人なのか。
どういう行動をする人なのか。
どういう姿勢で患者さんと向き合う人なのか。
そこを一度考えてみる必要があると思っています。
技術がある=良い施術者、ではない
もちろん、技術は大切です。
それは間違いありません。
ただ、
技術があるだけで良い施術者になるか?
と言われると、私は少し違うかなと思っています。
私自身が思う良い施術者というのは、
どれだけ患者さんのことを考えられるか
です。
施術中に患者さんのことを考える。
これは、言わずもがな当たり前です。
だって、その時間を買っていただいているわけですから。
その時間に100%集中する。
目の前の患者さんに全力で向き合う。
これは基本だと思っています。
……とは言いつつ、実際は簡単ではないですけどね。
集中力って、そんなに簡単な話ではないので。
差がつくのは『施術以外の時間』
でも、本当に差がつくのって、実はそこじゃないんですよ。
施術以外の時間
なんです。
一般的に勤務時間が9時〜18時だとして、
その時間だけ患者さんのことを考える。
それ以外は一切考えない。
となると、正直、成長スピードはそこまで速くありません。
だって、実際の現場って、
100%一発で完治しました
なんてこと、ほとんどないじゃないですか。
「良くはなったけど、まだ残っている」
「他にも悩みがある」
「生活の中で困っていることがある」
色々ありますよね。
そういう時に、
あの患者さんが、より良く過ごすためには何が必要なんだろう?
って考えられるか。
ここが大きいんですよ。
振り返る人は伸びる
例えば、
今日行った施術。
「あのアプローチ、もっと違うやり方があったかな?」
「別の視点で見たらどうだったかな?」
「もっと良い説明ができたかもしれない」
「あの方の生活背景を考えたら、別の提案だったかな?」
こういう振り返りをする人って、やっぱり伸びるんですよね。
逆に、
「今日も終わった」
だけだと、なかなか変化は起こりづらい。
もちろん休むことも大事です。
ただ、
少しだけ考える癖がある人
は、本当に強いです。
技術指導だけだと『自分目線』になりやすい
技術だけを教えていると、どうしても起こることがあります。
それは、
「自分が何をやったか」目線になる
ことです。
「今日はここを緩めた」
「この手技をやった」
「マニュアル通りやった」
もちろん、それ自体は悪いことではありません。
でも、患者さん側からすると違うんですよね。
患者さんが見ているのは、
「私はどう変わったか」
なんです。
ここがズレると、だんだん現場で違和感が出てきます。
施術者側は、
「ちゃんとやった」
と思っている。
でも患者さんは、
「思ったほど良くならなかった」
と思っている。
このズレ、結構大きいです。
結局、ビジネスは満足度
これは施術業界だけじゃありません。
どの業種でも同じです。
結局、
お客様がどれだけ満足してくださるか
なんですよね。
だから、
「自分が何をやったか」
だけじゃなくて、
「相手にどう届いたか」
を考える必要があります。
その視点を持てる施術者が、私は良い施術者だと思っています。
だからこそ、
技術指導だけでは足りません。
考え方。
患者さんを見る視点。
向き合う姿勢。
そういった部分も含めて教育していかないと、
長い目で見た時に、
現場で少しずつズレが出てくるかなと思っています。

ここまで読んで、
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体の不調や症状について、
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