膝が痛い。
足首がよく痛くなる。
外反母趾が気になる。
歩くと足の裏が疲れやすい。
こういった足のトラブルは、足だけの問題と思われがちです。
でも実際には、股関節の硬さが関係しているケースもあります。
歩く時、体は常にバランスを取っている
私たちは普段、当たり前のように歩いています。
でも歩くという動きは、思っている以上に複雑です。
例えば、歩道は雨水を流すために少し斜めになっていることがあります。
それでも、特別意識しなくても普通に歩けますよね。
これは、体が無意識にバランスを調整してくれているからです。
歩幅も毎回まったく同じではありません。
足を出す角度も、着地の位置も、少しずつ違います。
それでも転ばずに歩けるのは、体がその都度、細かく修正しているからです。
股関節は上半身と下半身をつなぐ場所
股関節は、上半身と下半身をつなぐ大切な関節です。
歩く時のバランスを取るうえでも、かなり重要な場所です。
もし股関節が硬くなると、その分、体は別の場所で補おうとします。
股関節が動かない。
でも歩かなければいけない。
体重を支えなければいけない。
そうなると、膝や足首、足の裏が代わりに頑張ることになります。
膝や足首は股関節ほど大きくありません
ここが大事です。
膝や足首は、股関節ほど大きくて強い関節ではありません。
股関節は体の中でも大きな関節で、周りの筋肉も強いです。
本来、股関節が担当するはずの動きを、膝や足首が代わりに補う。
そうなると、負担はどうしても大きくなります。
その結果、
膝の痛み。
足首の痛み。
足裏の疲れ。
外反母趾。
内反小趾。
こういった足まわりのトラブルにつながることがあります。
足だけでなく上半身も関係します
補うのは足だけではありません。
胸まわり、いわゆる胸郭でバランスを取ることもあります。
腕の振り方が変わる。
肩の高さが変わる。
首や肩に力が入りやすくなる。
こういうことも、気づかないうちに起こります。
体は一部分だけで動いているわけではありません。
全身でバランスを取りながら、なんとか日常生活を送っています。
整体院では股関節を必ず見る理由
膝や足首、足裏の症状がある方の場合、
整体院では股関節を確認することが多いです。
なぜなら、股関節が動いていないことで、
その下に負担が集まっている可能性があるからです。
症状が出ている場所だけを見るのではなく、
なぜそこに負担が集まったのか。
この視点が大切です。
もし膝や足首、足裏の症状がなかなか改善しないのであれば、
股関節の動きにも目を向けてみると、
体の見え方が変わるかもしれません。

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