「良くなったので終わりにします」と言われた時に考えること

ある程度通っていただいて。
症状もだいぶ落ち着いて。

患者さんから
「もう大丈夫そうなので終わりにします」
そう言われることがあります。

もちろん、
それ自体は、とても良いことです。

ただ、
その時に、施術者側として一度考えておきたいことがあります。

目次

本当に良くなったのか

まず一つ目。

これは必ず押さえておかなければいけないことです。

本当に良くなったのか。

患者さんの感覚として
「良くなった」
そう感じていただけることは大切です。

ただ、
施術者としての評価はどうか。

そこは冷静に見ておく必要があります。

例えば、
痛みがなくなったから終了なのか。

それとも、
当面は再発しないレベルまで整えられたのか。

この目線の違いだけでも、
提案していく内容は変わってきます。

だからこそ、
自分はどこまで体を整えられているのか。

そこは一度振り返る必要があります。

また来てもらえるか

二つ目。

また症状が出た時に、

「またお願いします」

そう思ってもらえるかどうかです。

これは施術の効果だけではありません。

説明。
信頼。

そして人となり。

そういったものが積み重なって、
次に選ばれるかどうかが決まります。

また、
健康への意識が高い方の場合。

完全に治ったから終わり。

ではなく。

頻度を落としてでも通い続ける。
そういうケースもあります。

例えば病院でも、
症状がなくても定期検診を受ける方はいます。

血液検査。
MRI。
血圧。
心電図。

体の状態を定期的に確認するためです。

整体でも、同じことが言えます。

自分では気づかない筋肉の緊張。
左右前後のバランス。
重心の偏り。
自律神経の状態。

こういったことを見られる幅が広いほど、
信頼は深くなっていきます。

自分が変わっていないか

そして三つ目。

これは少し耳が痛い話かもしれません。

経営がうまくいき始めた頃に、
起きやすいことです。

少しずつ、
態度が変わってしまう。

最初の頃の姿勢と、
どこか違ってしまう。

そういうケースがあります。

患者さんは、とても敏感です。

直接は言わないけれど、
「良くなったので終わりにします」
という言葉の中に、
別の理由が含まれていることもあります。

もちろん、
すべてがそうではありません。

ただ、
自分自身が
初心貫徹でいられているか。
最初の頃の姿勢を保てているか。

これは定期的に振り返る必要があります。

患者さんが来なくなった理由は、
体だけとは限らないからです。

ここまで読んで、
何か引っかかるところがあった方へ。

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整体院・訪問マッサージ・鍼灸院などの現場で感じてきたことをもとに、
体の不調や症状について、
「どう捉えるか」という前提の話を書いています。

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