正解がない中で、何を伝えるのか

施術をしていると、
言葉に迷う場面があります。

体だけではなく、
その方のこれからに関わるような場面です。

目次

だんだん見えなくなっていく

以前、
目がだんだん見えなくなっていく方がいらっしゃいました。

そして今は、
ほとんど見えない状態です。

その過程の中で、
ご本人としては、
受け入れがたい気持ちがある。

これは当然だと思います。

これからの生活。
好きだったもの。

見えていたものが、
見えなくなっていく。

その不安や怖さは、
簡単に想像できるものではありません。

何を言えばいいのか分からない

こういう時、
「何を伝えればいいのか」

本当に悩みます。

正解は、
今でも分かりません。

むしろ、
ないのかもしれません。

それでも関わる意味を考える

それでも、
関わらせていただいている以上、

何かしらの形で、
その方のこれからに関わっていくことになります。

私たちの仕事は、
体を整えることでもありますが、

その先の生活が、
少しでも過ごしやすくなることにも関わります。

どう過ごしていくのか。
その方らしくいられるのか。

そこに、
少しでも関われたらと思っています。

その時に伝えたこと

正解かどうかは分かりません。

それでも、その時に伝えたのは、
その方の「良さ」についてでした。

周りの人に対して、
優しく言葉をかけられるところ。

そこは、
これからも変わらない。

むしろ、
これからより大切になるかもしれない。

そういう話をしました。

そして、
見えなくなることは辛いことだけれど、

声や言葉が届くことは残っている。

そこに救われる場面もあるのではないかと、
そういう話もしました。

後から分かることもある

その言葉が、
良かったのかどうかは分かりません。

ただ後日、
以前よりも周りの人に
声をかけるようになった、
という話を聞きました。

それが、
どこまで影響しているのかは分かりません。

ですが、
少しでも前に進むきっかけに
なっていたのであれば、
それは良かったのかなと思っています。

正解はないけれど

施術者として、

何を伝えるのか。
どう関わるのか。

そこに正解はありません。

ですが、
その方のこれからが、
少しでも過ごしやすくなるように。

その視点を持つことは、
大切なのかもしれません。

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