スタッフの昇給を考えられない会社は、優秀な人材を失いやすい

整体師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師を雇用している経営者の方にとって、とても大切な視点があります。

それは、スタッフが将来的に昇給できる仕組みがあるかどうかです。

技術指導や教育ももちろん大切です。

ですが、それと同じくらい大切なのが、スタッフが将来に希望を持てる環境を作れているかどうかなんですよね。

目次

スタッフも自分の人生を考えている

これは当たり前の話ですが、スタッフも一人の人間です。

将来結婚するかもしれません。
子どもが生まれるかもしれません。
家を買いたいと思うかもしれません。

そうなった時に、やはり収入という問題は避けて通れません。

例えば30歳前後で月収40万円だったとします。
そのスタッフが優秀で、患者さんからの信頼も厚い。
会社としても欠かせない存在になっている。

そんな時に、その先の昇給の道筋が見えなかったらどうでしょうか。

当然、考えますよね。

「この会社にいたら、この先どうなるんだろう」
「収入は増えるのだろうか」
「自分で開業した方がいいのではないか」
と。

優秀な人ほど将来を見ている

実は、将来有望なスタッフほど、この視点を持っています。

目の前の給料だけではありません。

5年後。
10年後。
その先まで考えているんです。

だから経営者側も、今会社が回っているから大丈夫という考え方だけでは難しいんですよね。

もちろん経営には限界があります。
無理な昇給はできません。

ですが、少なくともスタッフが希望を持てる仕組みを考える必要はあると思っています。

経営者には二つの選択肢がある

優秀なスタッフが育った時、経営者には大きく二つの選択肢があります。

一つは、
「これ以上は払えないから、独立するなら仕方ない」
と割り切ること。

もう一つは、
「このスタッフと長く働きたいから、新しい仕組みを作ろう」
と考えることです。

どちらが正解という話ではありません。
会社の考え方によって違います。

ただ、後者を選ぶのであれば、経営者自身が新しい道を切り開かなければなりません。

新しいサービスを作る。
新しい事業を作る。
役職や評価制度を整える。

そういったことも経営者の大切な仕事です。

説明があるだけで安心感は変わる

そして、もう一つ大切なのは説明です。

経営者の頭の中だけで考えていても、スタッフには伝わりません。

だからこそ、
「こういう未来を考えている」
「こういう仕組みを作ろうとしている」
「あなたにはこういう成長を期待している」
ということを伝える必要があります。

もちろん全てが実現するとは限りません。

ですが、何も説明がない状態と、考えを共有している状態では、スタッフの安心感は大きく違います。

人は分からないことに不安を感じます。
だからこそ、経営者がどこを目指しているのかを伝えることはとても大切なんですよね。

最後に

経営者は、今だけを見ていてはいけません。

スタッフの未来。
会社の未来。
患者さんの未来。

それらを同時に考えていく必要があります。

特に優秀なスタッフほど、自分の将来について真剣に考えています。

だからこそ、昇給できる仕組みがあるのか。
成長できる環境があるのか。
将来の選択肢があるのか。

そういった部分まで考えていくことが、これからの経営には必要なんだと思います。

経営者の仕事は、今の問題を解決することだけではありません。
未来の可能性を作ることでもあるんですよね。

ここまで読んで、
何か引っかかるところがあった方へ。

ブログでは、
整体院・訪問マッサージ・鍼灸院などの現場で感じてきたことをもとに、
体の不調や症状について、
「どう捉えるか」という前提の話を書いています。

LINEでは、
もう少しだけ、
考え方の話を続けています。

必要な方だけ、
こちらからどうぞ。
▶ LINE登録はこちら

関連記事はこちら
技術指導だけでは良い施術者は育たない理由|本当に育てるべきものとは?

スタッフ教育で『知識の確認』をやった方がいい理由|経営者が見落としやすい教育の話

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次