産後、お尻が垂れやすくなるのはなぜ? 歩き方から見えてきたこと

前回、歩き方を見ることの大切さについてお話ししました。

そんなタイミングで、たまたま外を見ていた時に、
赤ちゃんをベビーカーで押しながら歩いている女性を見かけたんですよね。

その方、見た目はすごく細い方でした。

でも歩き方を見た瞬間に、
「あ、なるほどな」
と思ったことがありました。

今日はその話を少しシェアさせてください。

目次

細い人ほど、全身がちゃんと動いていることが多い

もちろん、体型って食事や体質など色んな要素があります。
だから一概には言えません。

ただ、臨床的に見ていて感じるのは、
全体のバランスが取れていて、自然と細い方って、歩き方がきれいなことが多い
ということです。

特に、
股関節
背骨
足首

こういった関節がちゃんと連動して動いている。

歩いている時に、
「全身がうまく使えているな」
という感じがあるんですよね。

逆に、
歩き方を見た時に、
「あまり関節が動いていないな」
「一部だけで頑張って歩いているな」
という方もいます。

そういう方の場合、
体型の悩みに繋がるケースもあります。

女性の悩みで多い『お尻が垂れる』

女性のお悩みとしてよく聞くのが、

・ウエストが気になる
・お尻が垂れてきた
・下半身が変わった気がする

こういうものですよね。
で、特にお尻。

実はこれ、
歩き方が関係しているケースが結構あります。

もちろん筋トレも大切です。

でも、その前に、
「普段ちゃんと使えているか?」
なんですよね。

歩く時に使えていない筋肉を、
週1〜2回だけ鍛える。

それよりも、
毎日何千歩と歩く中でちゃんと使える方が、やっぱり影響は大きいです。

産後に歩き方が変わる人がいる理由

今回見かけた方を見ていて、
「あ、股関節があまり動いてないな」
と思ったんですよね。

特に、産後の方に多い歩き方でした。

ここからは仮説も含みます。
でも、臨床をしていて感じる部分です。

やっぱり出産って、
子宮にとって相当な負担
なんですよ。

胎盤ができて、
赤ちゃんが育って、
最後には出産。

普通分娩であれば、
赤ちゃんが産道を通って出てきます。

体への負担は、かなり大きいですよね。

だから産後って、
体は本能的に
「なるべく負担を減らしたい」
って働くんですよ。

股関節を使わない歩き方になることがある

ここが面白いところなんですが、
股関節を大きく動かすと、
骨盤も一緒に動きます。

骨盤が動くということは、
中にある子宮周辺にも影響が出ます。

もしまだ回復途中だったら、
体としては、
「あまり動かしたくない」
となる可能性があります。

するとどうなるか。

股関節をあまり使わない歩き方
になってくるんですよね。

歩幅が小さくなる。
足を前に出さない。
骨盤を動かさない。

そんな歩き方です。

でも、
それを数ヶ月、1年、2年と続けると、
それが普通になってしまう。

気づかない間に、
その歩き方が体に染みついてしまうんですよ。

結果として、お尻が使われなくなる

股関節がうまく動かない。

そうなると、
本来歩く時に使われるはずのお尻の筋肉が使われなくなります。

特に、お尻の上の方ですね。

そこが使われなくなると、
徐々に形が変わってきます。

だから、
「出産してからお尻が垂れた気がする」
という方の場合、
単純に筋力だけの問題ではなく、
歩き方そのものが変わっている
可能性もあるんですよね。

大切なのは『戻す時間』を作ること

産後って、
赤ちゃん中心の生活になります。

当然、自分のことなんて後回しですよね。

でも、
体って本当に正直です。

使わないところは、どんどん使わなくなります。

だからこそ、
少しずつでいいので、
「ちゃんと股関節を使えているかな?」
「歩幅、小さくなってないかな?」
って見るのは大切だと思っています。

お尻の形も、姿勢も、疲れやすさも、
実は歩き方が関係していることって、結構ありますよ。

※今回のお話は、あくまで臨床経験からの一つの仮説です。すべての方に当てはまるわけではありません。

ここまで読んで、
何か引っかかるところがあった方へ。

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