緊張型頭痛と診断された。
きっと、いろいろ調べたと思います。
「首や肩の筋肉が緊張しているから」
「デスクワークが原因」
そう説明を受けた方も多いのではないでしょうか。
よくある説明
首や肩の筋緊張が続く。
血流が悪くなる。
その結果、頭痛が起こる。
たしかに理屈としては自然です。
でも、
少しだけ考えてみてください。
本当にそれだけでしょうか
長時間のデスクワークをしている人は、世の中にたくさんいます。
受験勉強をしている人も多い。
その中で、慢性的な緊張型頭痛まで発展する人は一部です。
研究によって差はありますが、
緊張型頭痛の有病率はおよそ20〜40%程度と報告されています。
つまり、
同じ環境でも、ならない人もいるということです。
首や肩は「結果の場所」かもしれない
頭は、首の上にあります。
首は、体幹の上にあります。
体幹の土台は骨盤です。
そして骨盤の土台は、足です。
もし足部のアライメントが崩れていたら。
もし骨盤がわずかに回旋していたら。
体幹の安定性は変わります。
その微細な変化を、首が調整し続ける。
結果として、後頭下筋群や僧帽筋上部線維が過緊張を起こす。
それが頭痛として出る。
そういう経路も、理論上は考えられます。
局所だけを見ると、足りなくなる
首や肩をほぐして、一時的に楽になる。
でも、また戻る。
それは、首が原因だからではなく、
首が調整役だからかもしれません。
体は一つの部位で完結していません。
運動連鎖という言葉があります。
一か所のズレは、全体でバランスを取ります。
その最終地点が、たまたま首だった。
そう考えると、少し見え方が変わります。
安心してほしいこと
改善しないのは、あなたのせいではありません。
単に、見ている範囲が少し狭いだけかもしれない。
体はつながっています。
だからこそ、視点も広げていい。
緊張型頭痛と一言で言っても、背景は人それぞれです。
落ち着いて、全体を見ていく。
それだけで変わります。
体の見方については、他の記事でも触れています。
もしよければ、別の角度からも読んでみてください。

ここまで読んで、
何か引っかかるところがあった方へ。
ブログでは、
整体院・訪問マッサージ・鍼灸院などの現場で感じてきたことをもとに、
体の不調や症状について、
「どう捉えるか」という前提の話を書いています。
LINEでは、
もう少しだけ、
考え方の話を続けています。
必要な方だけ、
こちらからどうぞ。
▶ LINE登録はこちら
関連記事はこちら
▶ 首は、思っているよりずっと繊細です
