肩こりや腰痛が「呼吸」から来ることがある理由|揉んでも戻る人へ

肩こり。
腰痛。

これって、多くの方が経験ありますよね。

そして、
マッサージに行く
整体に行く
少し楽になる

でも、また戻る。

そんな経験をされている方も多いと思います。
その時に、一つ考えてほしいことがあります。

もしかすると、その肩こりや腰痛。
「呼吸」が関係しているかもしれません。

目次

胸郭が大きい・狭いが問題ではない

前回のブログで、
呼吸が苦しい方は姿勢が変わることがある
というお話を書きました。

その中で、
胸郭(胸まわり)が広がっている方
逆に狭くなっている方
というお話もしました。

でも、実は大事なのはそこではありません。
問題は「動いているかどうか」です。

胸郭が大きくてもいい。
狭くてもいい。

ただ、
固まってしまっていること
が問題なんです。

呼吸は肋骨と背骨を動かしている

呼吸というと、肺の話と思われがちなんですが、実際はもっと広い話です。

呼吸をすると、
肋骨が広がる
横隔膜が動く
背骨が少し動く
ということが起きています。

これを1日何回も繰り返しています。

つまり、
呼吸は、背骨を毎日動かしている運動
でもあるんですよね。

胸郭が固まると、首や腰が頑張り始める

では、呼吸が浅い。
胸郭が固まっている。

そんな状態だと何が起きるのか。

特に、
肋骨がついている高さの背骨の動きが悪くなります。

そうなると、体は困ります。
だって、人は日常で動かなきゃいけませんから。

振り向く。
歩く。
立ち上がる。
バランスを取る。

だから、別の場所が代わりに頑張り始めます。

首だけで振り向く人

例えば、後ろを振り向く時。

本来なら、
背骨全体が少しずつ回旋
してくれるのが理想です。

でも、胸郭まわりが固まっている人は違います。
胸の高さの背骨が動かない。

だから、
首だけで頑張って振り向こうとする
んです。

当然、首の負担は増えます。
肩も引っ張られます。

結果、
肩こりや首こりが出やすくなる
んですよね。

腰が頑張りすぎるケースも多い

逆に、下では腰が頑張ります。

胸郭が動かない。
背骨がうまく動かない。

じゃあどうするか。
腰が代わりに動く
んです。

だから、
何度も腰を痛める
慢性的な腰痛がある
疲れると腰がつらい

こういう方も、呼吸の問題が背景にあることがあります。

日常の動き方まで変わる

これは結構大事です。

呼吸が浅い。
胸郭が動かない。

すると、日常の体の使い方そのものが変わります。

例えば、

振り向く時に足から動く
体をひねれない
肩がすぐ疲れる

こんな特徴が出やすいです。

つまり、
「体の使い方のクセ」が呼吸から作られている
こともあるんですよね。

だから、肩や腰だけ見ても変わらないことがある

もちろん、肩こりなら肩。
腰痛なら腰。

そこを緩めることも必要です。

でも、
なんでそこが頑張るしかなかったのか?
を見ることも大切です。

もし胸郭が動いていないなら。
呼吸が浅いなら。

そこを整えてあげた方が、結果的に肩や腰が楽になる。
そんなケースは本当に多いです。

最後に

肩こりや腰痛というと、

肩が悪い
腰が悪い

と思いがちです。

でも、
呼吸の問題が背景にあることもあります。

特に、
呼吸が浅い気がする
疲れやすい
姿勢が気になる
揉んでもすぐ戻る

そんな方は、
「呼吸」という視点
を一度持ってみてもいいかもしれません。

ここまで読んで、
何か引っかかるところがあった方へ。

ブログでは、
整体院・訪問マッサージ・鍼灸院などの現場で感じてきたことをもとに、
体の不調や症状について、
「どう捉えるか」という前提の話を書いています。

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