今回は、同業の方に向けた内容です。
日々の臨床の中で、
同じようなことを言っているはずなのに、
なぜか信頼される人と、そうでない人が分かれる。
そういう場面って、
一度は経験があると思います。
同じことを言っていても結果は変わる
例えば、
院長の説明は信頼される。
でも、スタッフの説明は
いまいち信用されない。
これは立場の違いもありますが、
それだけでは説明がつきません。
では何が違うのか。
まず大前提は「分かりやすさ」
やはり一つ目は、分かりやすさです。
どれだけ正しいことを言っていても、
伝わらなければ意味がありません。
・話す順序
・言葉の選び方
・例え話の入れ方
目の前の方にとって、
どうすれば一番理解しやすいか。
ここを考えているかどうかで、
印象は大きく変わります。
行動は言葉よりも見られている
次に大きいのが、所作です。
・話を聞く姿勢
・一つ一つの動作
・言葉のトーン
どれだけ良いことを言っていても、
雑な対応をしている人の話は、
正直あまり入ってきません。
逆に、
誠実さが伝わる人の言葉は、
それだけで受け取られ方が変わります。
一番の差は「どこまで考えているか」
そして一番大きいのは、ここだと思います。
その人のことを、どこまで考えているか。
今この瞬間だけでなく、
・1年後
・2年後
・5年後
そういった時間軸まで含めて、
提案できているかどうか。
さらに、
その人の性格や生活背景を踏まえて、
言葉を選べているかどうか。
ここが浅いと、
どうしても「テンプレの説明」になります。
相手に合わせた提案ができているか
例えば、
2週間後に大事な大会がある方に対して、
「うちは週1回のペースで」
とだけ伝えるのか。
それとも、
「そこに間に合わせるために、
今回は少し詰めて見ていきましょう」
と提案できるのか。
どちらが信頼されるかは、
言うまでもありません。
これは当たり前の例ですが、
どれだけ深く考えられているかで
差が出る部分です。
熱意は隠せない
そしてもう一つ。
その人を本当に良くしたいと思っているか。
この部分は、言葉以上に伝わります。
表面的に整えた説明よりも、
本気で考えている人の言葉の方が、
やはり届きます。
これはテクニックではなく、
本気度の問題です。
どこまで伝えるかという判断
最後にもう一点。
どこまで話すか、という判断です。
リスクをすべて伝えるのが正解かというと、
そうでもありません。
不安が強い方に対しては、
あえて伝えすぎない方がいいこともあります。
逆に、
受け止められる方に対しては、
リスクも含めて説明した方が、
「ちゃんと考えてくれている」
と感じてもらえることもあります。
この見極めも、信頼に直結します。
最後に
信頼される説明というのは、
特別な話し方があるわけではありません。
分かりやすさ、所作、思考の深さ、熱意。
それらが積み重なった結果です。
だからこそ
説明だけを磨こうとするよりも、
普段の関わり方そのものを見直す方が、
変化は大きいかもしれません。

ここまで読んで、
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