デスクワークをしている方から、
「夕方になると首や肩がガチガチになります」
「腰が重だるくなります」
というお話をよく伺います。
では、なぜ同じ姿勢を続けていると体は硬くなってしまうのでしょうか。
重い荷物を持ち続けるのと同じ
わかりやすい例があります。
例えば重い荷物を持ち続けるとどうなるでしょうか。
最初は平気でも、だんだん腕が疲れてきますよね。
さらに長時間続けば、腕がパンパンになってきます。
これは荷物を支えるために、筋肉が働き続けているからです。
同じ姿勢を続けることも、実はこれと似ています。
荷物を持っているわけではありませんが、姿勢を維持するために筋肉はずっと働いているんです。
デスクワークで起きていること
特にデスクワークの方はイメージしやすいと思います。
パソコンを見るために少し前かがみになる。
キーボードを打つために腕を支える。
肩が下がらないように筋肉が働く。
画面を見続けるために目の筋肉も使い続ける。
こうした状態が何時間も続いているんですね。
仕事中は集中しているので気付きにくいのですが、終わった瞬間に
「首が痛い」
「肩が重い」
「腰がしんどい」
と感じるのは、その間ずっと筋肉が働き続けていたからです。
筋肉は動くよりも、止まっている方が疲れることがある
意外に思われるかもしれませんが、筋肉は適度に動いている方が楽なことがあります。
同じ力でずっと使い続ける方が疲れるんですね。
例えば力こぶを作るように腕に力を入れてみてください。
数秒なら平気です。
でも、そのまま何分も続けるのはかなり大変ですよね。
同じ姿勢を続けるというのは、実はこれに近い状態なんです。
首や肩、背中、腰の筋肉が、ずっと同じ程度の力で働き続けているんですね。
だから体は硬くなる
筋肉が働き続ければ疲労します。
疲労した筋肉は柔軟性が低下し、硬くなりやすくなります。
さらに血液の循環も悪くなりやすいため、重だるさやコリとして感じるようになります。
これが、同じ姿勢を続けると体が硬くなる大きな理由です。
休憩時間に体を動かす意味
だからこそ、休憩時間は大切なんです。
首を回す。
肩を動かす。
少し歩く。
背伸びをする。
こういった簡単なことでも構いません。
一度使っていた筋肉を休ませて、別の筋肉を使う。
それだけでも筋肉への負担は大きく変わります。
午前中は比較的元気に働けるのに、午後になると急にしんどくなる。
それは単純に集中力の問題だけではなく、筋肉の疲労が積み重なっているからかもしれません。
最後に
同じ姿勢を続けると体が硬くなるのは、筋肉がずっと働き続けているからです。
重い荷物を持ち続けると疲れるのと、本質的には同じことなんですね。
もしデスクワークが多い方であれば、1時間に一度でも構いません。
少し立ち上がる。
少し歩く。
少し伸びをする。
そういった小さな積み重ねが、首こりや肩こり、腰痛の予防につながりますよ。

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