頭蓋骨へのアプローチを私がよく使う理由

最近、臨床で特に面白いと感じているのが、頭蓋骨へのアプローチです。

いわゆるクラニアルテクニックや、オステオパシーで行われるような考え方ですね。

もちろん、この分野はまだ分かっていないことも多く、医学的にも全てが解明されているわけではありません。

それでも、私自身の臨床では、頭蓋骨へアプローチすることで体が大きく変化する方を数多く経験しています。

目次

筋肉や内臓だけでは変わらない方がいる

筋肉や関節への施術。
内臓へのアプローチ。

これらを行っても、なかなか反応が出ない高齢の患者さんがいらっしゃいます。

そういう時に頭蓋骨へのアプローチを加えると、その後に筋肉や内臓への施術が反応し始めることがあるんです。

これは私自身、何度も経験しています。

実際には何が起こっているのかは分からない

正直に言えば、その理由はまだ分かりません。

脳脊髄液の流れなのか。
神経系への影響なのか。
自律神経なのか。

あるいは別の仕組みなのか。
そこは断定できません。

現在の研究でも、頭蓋骨への徒手療法によって症状改善を示した報告はありますが、その仕組みについては十分に解明されていません。

私が注目しているのは頸椎の変化

私が臨床で一番感じるのは、頸椎の変化です。

頭蓋骨へアプローチした後は、頸椎の位置や動きが変わる方が少なくありません。

頸椎が安定すると、体幹のバランスも変わります。

すると、その後の施術への反応も変わってくるんです。

脳は体全体へ指令を送る場所です。

そう考えると、頭蓋骨と頸椎のバランスが整うことで、体全体の反応が変わる可能性はあるのではないか、と私は考えています。

もちろん、これは私自身の臨床から得た仮説です。

正解を一つに決めないことが大切

人の体は、まだ100%解明されているわけではありません。

だからこそ、様々な先生方が様々な理論を提唱されています。

そして実際に結果を出されている先生もたくさんいらっしゃいます。

私は、そのどれか一つだけが正しいとは思っていません。

大切なのは、多くの考え方を知ることです。

引き出しが増えれば、それだけ多くの仮説が立てられます。

その結果、一人ひとりの患者さんに合わせた施術ができるようになる。

私は、それが臨床の面白さだと思っています。

ここまで読んで、
何か引っかかるところがあった方へ。

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