お腹を下しやすい人は、腸が弱いとは限りません

昔からお腹が弱い。
ちょっと体調を崩すと、すぐ下してしまう。

そういう方は意外と多いと思います。

先日も整体院に、
「昔からお腹を下しやすいんです」
というご相談の方がいらっしゃいました。

お話を聞くと、
やはりご本人としては
「自分は腸が弱い体質なんだと思います」
そう感じているようでした。

目次

体を触ってみると違うこともある

ですが、実際に体を触らせていただくと、
少し違う印象を受けました。

というのも、
本当に腸が弱い場合、
体にはいくつか特徴が出ることが多いからです。

例えば、
腰の筋肉が張りやすい。
腰の動きが小さくなりやすい。

こういった変化が出ることが少なくありません。

ですがその方の場合、
体を動かしてみると、
腰の動きはとても良かったんです。

腸は免疫にも関わっています

もう一つあります。

腸は、
消化吸収のための臓器というイメージが強いですが、

実は
人体最大の免疫器官でもあります。

ですので、
本当に腸が弱い場合、

風邪を引きやすい。
風邪が長引きやすい。

こういった傾向が見られることもあります。

ですがその方は、
そういう傾向は特にありませんでした。

「下しやすいけれど、免疫は弱くない」

そういう状態だったんです。

お通じは腸だけで決まるわけではない

そこで体をさらに見ていくと、
今回の方の場合は
肝臓の影響が強そうでした。

実はお通じというのは、
腸だけで決まるものではありません。

例えば
肝臓、胆のう、胃、膵臓。

こういった臓器も、
消化や排泄には深く関わっています。

ですので、
「下しやすい」=「腸が弱い」

とは、必ずしも言えないんです。

体は一つの臓器だけでは動いていない

体の不調というのは、
一つの臓器だけで決まるものではありません。

いろいろな臓器が関わり合いながら、
体は働いています。

ですので、
少し視点を広げて体を見ると、

「そこだったのか」

ということも、
実は少なくありません。

こういった体の見方についても、
このブログでは少しずつ書いています。

興味のある方は、
他の記事も読んでみてください。

ここまで読んで、
何か引っかかるところがあった方へ。

ブログでは、
整体院・訪問マッサージ・鍼灸院などの現場で感じてきたことをもとに、
体の不調や症状について、
「どう捉えるか」という前提の話を書いています。

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