「もっと新規集客を頑張らなきゃ。」
整体院を経営していると、そう考えることは少なくないと思います。
もちろん、新規集客は大切です。
でも、本当にそこが問題なのでしょうか。
新規が来ないのか、それともリピートしないのか
例えば、一人で運営している整体院だったとしても、価格帯にもよりますが、1日に1〜2名くらいの新規患者さんが来院される院は少なくありません。
もし新規がまったく来ないのであれば、集客方法を見直す必要があります。
しかし、新規が来ているにもかかわらず経営が安定しないのであれば、考えるべきことは別です。
それは、
「なぜリピートしていただけなかったのか。」
この一点です。
実際には、この考え方で経営者は二つに分かれます。
- 「新規が足りないから経営がうまくいかない」と考える人。
- 「リピートしていただけないから経営がうまくいかない」と考える人。
私自身は、後者の視点が非常に大切だと思っています。
リピートしない理由は必ずあります
患者さんは一度来院してくださっています。
それでも継続して通われなかったのであれば、院のどこかに改善点があるということです。
例えば、
- 問診だったのか。
- 説明の仕方だったのか。
- 先生自身の立ち振る舞いだったのか。
- 院全体の雰囲気だったのか。
- 施術後のフォローだったのか。
その答えは、実際に現場にいるあなたにしか分かりません。
だからこそ、そこを真剣に考えることが大切なんです。
技術だけで選ばれるわけではありません
もちろん、技術は大切です。
患者さんを良くしたいと思って資格を取り、勉強を重ねてきたのですから、技術にこだわること自体は素晴らしいことです。
でも、技術だけで繁盛するなら、世の中の整体院はもっと単純なはずです。
例えば飲食店で考えてみてください。
「ものすごく美味しい」と思うラーメン屋さんが、必ず大繁盛しているとは限りません。
反対に、
「正直、そこまで美味しいとは思わないのに、いつも満席。」
そんなお店もありますよね。
これは整体院も同じです。
技術だけでは説明できない要素が、必ず存在します。
患者さんは「技術」だけを受け取りに来ているわけではない
患者さんは施術だけを受けに来ているわけではありません。
安心感だったり、信頼感だったり、「この先生なら任せたい」と思える空気も含めて来院されています。
だから私は、
「どうすればもっと喜んでいただけるだろう。」
という視点を持つことが、とても大切だと思っています。
あなたにとって当たり前になっていることでも、患者さんからすれば感動につながることがあります。
逆に、自分では気づいていない小さな違和感が、リピートにつながらない理由になっていることもあります。
経営が変わるきっかけは技術以外にもある
技術を磨き続けることは、整体師として当然大切です。
でも、それと同じくらい、
「患者さんは何を感じているのだろう。」
「どうすれば、また来たいと思っていただけるのだろう。」
そんな視点で院全体を見直してみると、今まで見えていなかった課題が見えてくることがあります。
経営を変えるきっかけは、技術だけではありません。
患者さんにもっと喜んでいただくには何ができるのか。
その問いを持ち続けることが、結果として選ばれ続ける整体院につながっていくのではないでしょうか。

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