施術で緊張してしまう整体師へ。本当に意識してほしいこと

整体師として働き始めたばかりの頃。
患者さんを前にすると緊張してしまう。

そんな経験は誰にでもあると思います。

「うまくできるかな」
「この施術で合っているかな」
「結果が出なかったらどうしよう」
「また来てもらえるかな」

新人の頃は特に、こういったことを考えてしまいますよね。

私自身もそうでしたし、今まで多くの新人スタッフを見てきましたが、緊張している人ほど共通点があります。

それは、
意識が自分に向いている
ということです。

目次

緊張の正体は「自分への意識」

施術中に緊張してしまう時。
頭の中では何が起きているでしょうか。

うまくできるかな。
失敗したくないな。
変化が出なかったらどうしよう。
患者さんにどう思われるかな。

こうして振り返ってみると、全部自分のことなんですよね。
もちろん悪いことではありません。
責任感があるからこそ出てくる感情です。

ただ、その状態になると視野が狭くなります。
患者さんを見るよりも、自分を見る時間が増えてしまうんです。

患者さんを知ろうとすると緊張は減る

逆に緊張が少ない施術者は何を考えているか。

それは、
「この人はどんな体なんだろう」
「どういう生活をしているんだろう」
「何に困っているんだろう」
「どんな経緯で今の症状になったんだろう」
ということです。

つまり、自分ではなく患者さんに意識が向いています。

問診をしながら。
体に触れながら。
会話をしながら。

患者さんのことをもっと知ろうとしているんです。
そうすると不思議なもので、緊張している暇がなくなります。

問診は情報収集の時間

新人の頃は、問診を「質問する時間」だと思いがちです。

でも本当は違います。

問診は患者さんを知る時間です。

どんな仕事をしているのか。
どんな生活を送っているのか。
何を大切にしているのか。
どんなことに不安を感じているのか。

症状だけを聞いていても、患者さんは見えてきません。
生活背景まで見えてくると、同じ腰痛でも見え方は変わってきます。

だからこそ、患者さんを知ろうとする姿勢はとても大切なんです。

想定外が起きても慌てなくなる

臨床では必ず予想外のことが起きます。

思っていた反応と違う。
予想していなかった訴えが出てくる。
施術後の反応が想像と違う。

そういうことは珍しくありません。

その時に、
「失敗した」
「どうしよう」
となる人もいます。

一方で、患者さんを知ろうという姿勢がある人は違います。

「なぜこうなったんだろう」
「この反応にはどんな意味があるんだろう」
と考えます。

同じ出来事でも、受け取り方が変わるんです。
だから冷静でいられます。

整体は患者さんを知る仕事

整体というと、技術の仕事だと思われがちです。
もちろん技術は大切です。

ただ、それ以上に大切なのは、その人を知ろうとする姿勢だと私は思っています。

体だけではありません。

生活。
仕事。
家族。
考え方。
過去の経験。

そういったものが今の体を作っています。

だから患者さんを知ろうとすればするほど、見えてくるものは増えていきます。

最後に

もし施術中に緊張してしまうのであれば、

「うまくできるかな」

ではなく、

「この人はどんな人なんだろう」

に意識を向けてみてください。

自分を見るのではなく、患者さんを見る。
結果を追いかけるのではなく、患者さんを知ろうとする。

その姿勢が身についてくると、緊張は少しずつ減っていきます。

そして結果的に、患者さんとの信頼関係も築きやすくなります。
整体は技術だけの仕事ではありません。
人を知る仕事でもあるんですよ。

ここまで読んで、
何か引っかかるところがあった方へ。

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