スタッフを大切にする会社は、仕組みで伝わります

「スタッフを大切にしています。」

そう言う会社はたくさんあります。

でも、本当に大切なのは言葉ではなく、日頃の仕組みだと思っています。

目次

台風の日、あなたならどう判断しますか?

例えば、訪問マッサージや訪問鍼灸は、スタッフが外へ出て患者さんのもとへ伺う仕事です。

だからこそ、天候の影響は避けられません。

私の会社では、台風が直撃すると分かっている日は、思い切って休業にすることがあります。

ニュースでも繰り返し危険性が報道され、「この時間帯は移動が危ない」と判断した場合は、無理に訪問は行いません。

その方が、スタッフは安心して働けますからね。

経営者が守るべきなのは売上だけではありません

もちろん、休業すれば売上は下がります。

経営者としては、その葛藤はあります。

でも私は、それ以上にスタッフの安全を優先したいと考えています。

特に、小さなお子さんがいるスタッフであればなおさらです。

「今日は無事に帰ってこられるだろうか。」

そんな不安を抱えながら働く環境は、できるだけ避けたいんです。

女性スタッフであれば、強風や大雨の中を移動することに不安を感じる方も少なくありません。

そういう部分まで配慮するのも、経営者の役割だと思っています。

就業規則で安心を作ることもできます

「でも、休業にするのは会社として厳しい。」

そう考える方もいると思います。

であれば、その時のためのルールをあらかじめ作っておけばいいんです。

例えば正社員であれば、有給休暇を利用するという選択肢もあります。

業務委託であれば、ご本人の判断に委ねることになります。

こうしたことを事前に決めておくことで、お互いが安心して判断できます。

スタッフは「大切にされているか」を見ています

日頃の制度や仕組みは、スタッフによく見られています。

「この会社は、自分たちをちゃんと考えてくれている。」

そう感じられる会社は、自然と安心感が生まれます。

逆に、

「結局、自分たちは売上を作るための駒なんだな。」

そう思われてしまうと、その気持ちを取り戻すのは簡単ではありません。

もしそう感じたスタッフを引き止めるとしたら、残る理由は給与くらいになってしまいます。

それでは、お互いにとって幸せな関係とは言えないでしょう。

最後は経営者が納得できる判断をすること

もちろん、会社の状況によって正解は違います。

休業するのが正しい会社もあれば、別の判断をする会社もあるでしょう。

だからこそ大切なのは、スタッフとしっかり話し合い、自分自身も納得できる落としどころを作ることです。

経営には数字も大切です。

でも、人が安心して働ける環境を作ることも、同じくらい大切です。

スタッフを大切にする会社は、言葉ではなく、日々の仕組みや判断の積み重ねで伝わるものだと私は考えています。

ここまで読んで、
何か引っかかるところがあった方へ。

ブログでは、
整体院・訪問マッサージ・鍼灸院などの現場で感じてきたことをもとに、
体の不調や症状について、
「どう捉えるか」という前提の話を書いています。

LINEでは、
もう少しだけ、
考え方の話を続けています。

必要な方だけ、
こちらからどうぞ。
▶ LINE登録はこちら

関連記事はこちら

ルールはスタッフを縛るためではなく、働きやすくするためにある

経営者が一番育てるべきなのは、技術ではなく「考える文化」です

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次