今回は、少し私自身の話です。
先日、運動をしていた時に、
左の腰を痛めました。
少し激しく動いたタイミングで、
腰にピリッとした痛みが出たんです。
歩いている時にも、
たまに痛みが出るくらいだったので、
それなりに強い腰痛でした。
あえて腰痛を放置してみました
普通なら、早めに対処した方がいいです。
ただ今回は、職業柄ということもあり、
あえて自分の腰痛を少し放置してみました。
痛みを放置すると、
体にどんな変化が出るのか。
自分の体で観察してみたかったんです。
もちろん、これはおすすめしているわけではありません。
むしろ、
痛みを放置するとこういうことが起こる、
という一例として読んでいただければと思います。
最初は左の腰の痛みでした
最初に痛みが出たのは、左の腰でした。
歩いていると、
ピリッと痛む。
体を動かす時にも、
少し怖さがある。
この時点では、
自分でも「左腰の問題だな」と感じていました。
ですが、しばらくそのままにしていると、
少しずつ痛みの出方が変わってきました。
腰から股関節へ
腰痛をそのままにしていると、
今度は左の股関節が痛くなってきました。
最初は腰だけだったものが、
だんだん股関節に移ってきた感覚です。
ここで体の中では、
かばう動きが始まっています。
腰が痛いから、
腰に負担がかからないようにする。
その分、
股関節が頑張る。
結果として、
今度は股関節に痛みが出てきた。
そういう流れです。
股関節の次は足首へ
左の股関節が痛くなってくると、
次に感じたのは、左足首の動きの悪さでした。
足首そのものが痛いわけではありません。
でも、
なんとなく動きが悪い。
スムーズに使えていない。
体はつながっているので、
腰や股関節の状態が変わると、
足首の使い方にも影響が出ます。
痛みがある場所だけでなく、
その下の関節にも変化が出てくるんです。
最終的に右足の裏が痛くなりました
さらに様子を見ていると、
今度は右足の裏が痛くなってきました。
左腰が痛い。
左股関節が痛い。
左側に体重を乗せづらい。
そうなると、
自然と右側に体重をかけるようになります。
その結果、
右足の裏に負担が集まってきたわけです。
最初は左腰だった痛みが、
最終的には右足の裏に出てきた。
これが、痛みを放置した時に起きる体の変化です。
痛みは移動することがあります
多くの方は、
痛みがある場所だけを問題だと思いがちです。
腰が痛いなら腰。
股関節が痛いなら股関節。
足の裏が痛いなら足の裏。
もちろん、その場所を見ることは大切です。
ですが、体は一か所だけで動いているわけではありません。
どこかに痛みが出ると、
体は自然にそこをかばいます。
そして、かばった結果、
別の場所に負担が移ります。
これを繰り返すことで、
痛みの場所が変わったり、
不調が広がったりすることがあります。
痛みに慣れてしまう怖さ
もう一つ怖いのは、
痛みに慣れてしまうことです。
最初は気になっていた痛みでも、
時間が経つと、
「このくらいなら大丈夫」
と思うようになります。
でもそれは、
良くなったとは限りません。
体からのサインに対して、
自分の感覚が鈍くなっているだけの場合もあります。
センサーが鈍ると、
小さな異変に気づきにくくなります。
その結果、
気づいた時には問題が大きくなっている。
そういうこともあります。
早めに見直した方がいい理由
痛みが出た時に大切なのは、
その痛みを消すことだけではありません。
なぜそこに痛みが出たのか。
体がどこをかばっているのか。
どこに負担が移り始めているのか。
そこまで見ていくことが大切です。
早めに体を見直すことで、
痛みが広がる前に対応できることがあります。
逆に、
だましだまし過ごしていると、
負担の連鎖が起きやすくなります。
最後に
今回、私はあえて自分の腰痛を放置してみました。
その結果、
左腰から左股関節、
さらに足首の動き、
そして右足の裏へと、
体の変化が広がっていきました。
痛みは、
その場所だけの問題とは限りません。
体は常に、
全体でバランスを取っています。
だからこそ、
痛みが出た時には、
早めに一度見直してみることが大切です。
「まだ大丈夫」と思っているうちに、
体の中では負担が広がっていることもあります。
少しでも気になる痛みがある方は、
無理に放置せず、
早めに体と向き合ってみてください。

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