薬が増えた後に足が痛くなった。その時、整体師が考えたこと

先日、現場で印象に残る出来事がありました。

ある患者さんが、
「突然、右足の小指と薬指が痛くなったんです。」
とおっしゃったんです。

実際に足を確認してみると、見た目に大きな変化はありません。
関節の動きも、いつもと大きく変わっている様子はありませんでした。

ただ、ご本人は「急に痛くなった」とおっしゃいます。

こういう時こそ、「なぜだろう」と考えることが大切になります。

目次

体だけでなく、生活の変化も聞いてみる

施術では、痛い場所だけを見ていても答えが見つからないことがあります。

そこで最近変わったことはないか、一つずつお話を伺いました。

すると、一つ気になることがありました。

最近、お薬の量が増えたということです。

もちろん、それが直接の原因とは断定できません。

ただ、「体に起きた変化」として考える価値は十分にあります。

整体師は構造の変化という視点でも考えます

薬が増えたことで、体調や筋肉の緊張感、動き方が変わることがあります。

すると、上半身の姿勢が少し変化します。

上半身が変われば、骨盤の位置も変わります。

骨盤が変われば、股関節、膝、足首の使い方も少しずつ変わります。

そして最後に、足へかかる体重のかかり方まで変わってきます。

ほんのわずかな角度の違いでも、毎日何千歩と歩けば、その負担は少しずつ積み重なります。

今回の痛みも、その積み重ねがきっかけだった可能性があると考えました。

原因は一つとは限りません

もちろん、お薬そのものが痛みを起こしたとは言えません。

逆に、足だけの問題とも限りません。

大切なのは、「最近何が変わったのか」を一つずつ整理しながら考えることです。

体は全身がつながっています。

一見関係がなさそうな出来事でも、姿勢や歩き方を変えるきっかけになることがあります。

患者さんが安心できる説明を大切にしています

今回、そのような考え方をご説明したところ、患者さんもすぐに納得してくださいました。

「なるほど、そういう見方もあるんですね。」

そう言っていただけたことが、とても印象に残っています。

整体では、「ここが痛いからここを施術する」という考え方だけではなく、

「なぜ今、このタイミングで痛くなったのか。」

という背景まで考えることを大切にしています。

体の変化には、必ず何かしらのきっかけがあります。

そのきっかけを一緒に探していくことも、整体師の大切な役割だと私は考えています。

ここまで読んで、
何か引っかかるところがあった方へ。

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