体のことを理解すると改善が早くなる理由

リピーターの患者さんとお話をしていて、改めて大切だなと思ったことがあります。

それは、患者さん自身が自分の体を理解することです。

私は施術のたびに、なぜこうなったのか、今体の中で何が起きているのかをできるだけお伝えするようにしています。
もちろん最初は難しく感じることもあります。

ですが、毎回少しずつお話をしていると、患者さん自身もだんだん体の見方が分かってくるんですよね。
そうすると、こちらが少し説明しただけでも、すぐに理解してくださるようになります。

目次

患者さんから出た、驚いた一言

先日もこんなことがありました。

ある患者さんが、
「最近、膝の痛みがずいぶん減ってきたんですよ」
とおっしゃいました。

そこで私が、
「それは足の裏の状態が変わってきたからなんですよ」
とお伝えしたんです。

すると患者さんから、
「じゃあ重心が整ってきたってことだね」
という言葉が返ってきました。

正直、私も驚きました。
でも本当にその通りだったんです。

膝だけが原因ではなかった

この患者さんの場合、もともと足の裏のアーチが少し潰れていました。
足の裏の構造が崩れていると、体重のかかり方も変わってきます。
その結果、体全体の重心が前に寄りやすくなっていました。

前重心になると、膝は常に頑張らなければいけません。
太ももの前の筋肉が必要以上に働いたり、膝を少し曲げた状態で支えたりすることが増えてきます。
そうすると、膝への負担が大きくなってしまうんですよね。

そこで足の裏のアーチを整える施術を繰り返していきました。
すると徐々に重心が中央へ戻ってきました。

重心が整うと、今まで無理をしていた筋肉が頑張らなくて済むようになります。
膝も自然と伸ばしやすくなります。

その結果として、膝の痛みが減ってきたという流れです。

理解すると体の変化に気づけるようになる

面白いのはここからです。

患者さん自身が体の仕組みを理解してくると、自分の変化にも気づけるようになります。

ただ何となく痛みが減ったではなく、
「重心が変わったからなんだ」
「足の使い方が変わったからなんだ」
という形で理解できるようになるんです。

そうすると施術も受け身ではなくなります。
自分の体に興味を持ち、自分でも観察するようになります。

これは改善において、とても大切なことです。

体を知ることも施術の一部

私は、施術だけが整体ではないと思っています。

もちろん施術は大切です。
ですが、それと同じくらい、自分の体を理解することも大切なんですよね。

なぜ症状が出たのか。
どういう変化が起きているのか。
何が良くなってきているのか。

それを知ることで、体との付き合い方も変わってきます。

だから私は、患者さんにもできるだけ体のことをお伝えするようにしています。

教育というほど大げさなものではありません。
でも、自分の体を理解する手助けにはなると思っています。

そして、その積み重ねが結果的に改善への近道になることも多いんですよ。

ここまで読んで、
何か引っかかるところがあった方へ。

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体の不調や症状について、
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