肩甲骨はがしって結局どうなの?

最近よく見かけますよね、「肩甲骨はがし」っていう言葉。
リラクゼーションのお店なんかでも「肩甲骨はがし専門」っていうメニューがあって、確かに気になる方も多いんじゃないかなと思います。
実際に「これってやりすぎても大丈夫なんですか?」と聞かれることもあるので、今回はそのあたりについて、整体師としての個人的な考えをお話ししてみたいと思います。


肩甲骨はがしって、そもそも何?

肩甲骨っていうのは、骨そのものは鎖骨や腕の上腕骨と関節をつくっています。
ただ、それ以外の部分、たとえば肋骨とは直接くっついているわけではなく、筋肉を介してくっついているような状態です。

その筋肉が固くなってしまうと、肩甲骨が自由に動かなくなってしまうんですよね。
「肩甲骨はがし」っていうのは、その肩甲骨と肋骨の間にある筋肉をほぐして、肩甲骨をスムーズに動かせるようにするための手技です。


肩甲骨の動きが悪いとどうなる?

例えば、肩甲骨の動きが悪いと、将来的に四十肩・五十肩になりやすかったり、
首の方に伸びている筋肉がガチガチになって肩こりや頭痛の原因になるケースもあります。
とくに緊張型頭痛なんかは、肩甲骨まわりが固い人に多いかなと感じています。

さらにもう一つ。肩甲骨の内側には「褐色脂肪細胞」という組織があって、そこが刺激されると、基礎代謝が上がりやすくなったり、体温が上がりやすくなると言われてます。
そういった意味では、肩甲骨はがしは美容や冷え対策としても効果的かなと思います。


じゃあ、やりすぎはどうなの?

ここがポイントなんですが、やりすぎは正直あまりおすすめしません。
何でもそうですけど、やりすぎるとバランスが崩れてしまうんですよね。

肩甲骨の動きだけが良くなりすぎると、逆に他の関節の動きが少なくなってくるっていうことがあるんです。
例えば、背骨の上の方とか、胸郭の動きが悪くなっちゃったりとかね。
結局、体って相互に関係し合ってるから、「肩甲骨だけ良くする」っていうのはちょっと危うい


じゃあ、どれくらいの頻度がいいの?

これは個人差がありますけど、肩甲骨まわりがガチガチで、指が全然入らないとか、手が後ろに回せないっていうレベルの人なら、やってみる価値は十分あります。
でも、そうでない人であれば、月1回くらいで十分じゃないかなって私は思ってます。

大事なのは、「肩甲骨だけを何とかする」っていう考え方じゃなくて、首・背骨・股関節など、全体のバランスを見ながらケアしていくっていう視点です。
その方が結果的に体はラクになるし、変に偏った負担もかかりにくいですから。


まとめ:肩甲骨はがしはアリ、でも全体のバランスが大切!

  • 肩甲骨はがしは、動きが悪い人にとっては非常に有効なケア。
  • 首こり、肩こり、四十肩・五十肩の予防にも。
  • 褐色脂肪細胞が刺激されることで、基礎代謝アップにも◎。
  • ただし、やりすぎには注意。全身のバランスを見て行うことが大切。
  • 月1回程度が目安。それ以上は体の状態を見ながら判断。

肩甲骨だけをゴリゴリやるんじゃなくて、
「全体の動きの中で肩甲骨がどう働いているか」を見てあげること。
これが、整体師として大事にしている視点でもあります。

もし、肩甲骨まわりが固いな~と感じていたら、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

体の不調について、
ブログでは少し踏み込んで書いています。

LINEでは、
その時に引っかかったことや、
考え方の整理だけをお届けしています。

▶ LINE登録はこちら

関連記事はこちら
肩こりのタイプ別ケア|肝臓・姿勢・肩甲骨から

骨盤矯正ってどうなの?|整体師の本音

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次