パーキンソン病と診断されて、不安を感じている方へ

パーキンソン病と診断されて、
ご自身でいろいろ調べてみた方も多いと思います。

進行性の病気。
今のところ、はっきりとした治る方法は見つかっていない。

そう書かれているものを目にして、
正直、どうしていいかわからなくなってしまう。

そんな気持ちになるのも、
無理はないと思います。

目次

早めに体のケアを考えてほしい理由

確かに、
パーキンソン病は進行性と言われています。

ただ、
診断されてすぐの方や、
診断される前から似たような症状が出ていた方には、
ひとつお伝えしたいことがあります。

それは、
できるだけ早い段階で、
体のケアを考えてほしい、ということです。

私たちは、
パーキンソン病を
「長い時間をかけて体が無理をし続けた結果、
表に出てきた状態」
として捉えています。

これは医学的な断定ではなく、
あくまで、
これまで現場で多くの方の体を見てきた中での考え方です。

実際に体を見ていて感じること

これまで、
パーキンソン病の方を何名も見させていただいてきました。

正直に言うと、
10年ほど前の自分では、
ほとんど力になれなかったと思います。

ただ、最近では、
施術後に動きが明らかに変わる方も、
少なくありません。

例えば、
数メートル歩くのに30秒以上かかっていた方が、
施術後には10秒以内で歩けて、
ご本人が「え?」と驚かれる。

そんな場面を、
何度も見てきました。

問診を重ねる中で見えてくる共通点

そういった方々と、
じっくりお話を伺っていくと、
いくつか共通点が見えてきます。

長年の便秘があったり、
体調が多少悪くても、
気力で仕事や生活を続けてきた方。

検査では、
大きな数値の異常が見つからなかった、
という方も多いです。

ご本人としては、
「自律神経が乱れているなんて、思ったこともない」
というケースがほとんどです。

ただ、体に触れると、
こちらには、
かなりの負担が伝わってくることがあります。

体は、ずっと調整を続けてきた

息切れや動悸など、
分かりやすい症状がなかったとしても、
体の中では、
ずっとバランスを取ろうとする働きが続いています。

あなたが普通に生活できるように、
表に症状が出ないように、
体は必死に調整を続けてきた。

ただ、その状態が何年、何十年と続くと、
どこかで限界が来てしまうこともあります。

その結果として、
今の症状が出てきているのではないか。

私たちは、
そんなふうに体を見ています。

なぜ「早め」が大切なのか

パーキンソン病では、
時間とともに、
体の中の変化が進んでいくと言われています。

その変化が進んでしまうほど、
体の反応を引き出すのは、
どうしても難しくなっていきます。

だからこそ、
症状が出始めたばかりの時期や、
診断されて間もない時期に、
体を整える視点を持つことが大切だと考えています。

ここから先は、私たちの仮説です

ここから先は、
医学的に証明された話ではありません。

私たちが、
現場で体を見続ける中で立てている仮説です。

その前提で、
読んでもらえたらと思います。

パーキンソン病の方の体を触っていると、
多くのケースで、
かなり長い期間、体が無理をしてきた形跡を感じます。

特に、
心臓まわりです。

ご本人に話を聞くと、
「特に大きな不調はなかった」
「多少の体調不良は、気力で乗り切ってきた」
そう話される方が多いです。

私たちの仮説では、
その心臓の負担の背景に、
自律神経による調整のしすぎがあるのではないか、
と考えています。

心臓に負担がかかる。
それをカバーするために、
自律神経が心臓の働きを支え続ける。

その状態が長く続くことで、
今度は、自律神経そのものが疲れてしまう。

体は、
多少の負担があっても、
すぐに症状を出さないように調整します。

息切れが出ないように。
動悸が出ないように。
生活に支障が出ないように。

そうやって、
体の中でバランスを取り続ける働きが、
長年続いてきた。

ただ、
その調整があまりにも長く続くと、
自律神経だけでは、
賄いきれなくなる時が来ます。

そこで体は、
別の仕組みを使って、
何とか状態を保とうとする。

その結果として、
私たちは、
神経系の働きに強い負担がかかっている体を、
多く見てきました。

これは、
あくまで仮説です。

ただ、
この視点で体を見て施術を行うと、
動きや反応が、
明らかに変わる方がいる。

その事実があるからこそ、
私たちは、
この考え方を大切にしています。

最後に

パーキンソン病と診断されて、
不安でいっぱいになっている方も多いと思います。

ただ、
「もう何もできない」と決めてしまう前に、
体の見方を少し変える選択肢がある、
ということだけは知っておいてほしいです。

たかが整体、と思われるかもしれません。
それでも、
実際に体の反応が変わっていく方がいるのも事実です。

この記事を読んで、
「そういう考え方もあるのかもしれない」
と感じてもらえたなら。

そんな時間が増えることが、
結果的に、
あなたの毎日を少し楽にしてくれると思っています。

関連記事はこちら
「自律神経が乱れている」と言われて、腑に落ちないとき

将来のことを考えると、不安が強くなってしまう方へ

ここまで読んで、
何か引っかかるところがあった方へ。

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