同じ業界で働いている方に向けての話です。
現場に出て、
2年、3年と経験を重ねてくると。
こうすれば患者さんは喜んでくれる。
この流れなら時間通りに終わる。
大きなクレームも出ない。
いわゆる「無難に回せる状態」に入ってくる人は、
正直、とても多いです。
無難にできる、は悪いことじゃない
誤解しないでほしいのですが、
無難に施術ができる、というのは決して悪いことではありません。
患者さんは満足している。
現場も回っている。
外から見れば、
ちゃんと仕事ができている状態です。
ただ、経営する側、指導する側として見ていると、
そこで落ち着いてしまう人ほど、
少しずつ止まっていくのも事実です。
だから、問いを投げ続ける
私はスタッフに、
よく質問を投げます。
なんでこの症状が出てると思う?
なんで、ここが反応してるんだろう?
正直、うるさいと思われていると思います。(笑)
でも、「なんで?」と聞かれると、
答えを探さざるを得なくなる。
考える。
調べる。
自分の施術を振り返る。
その積み重ねで、
技術も、言語化も、
少しずつ変わっていきます。
無難に終わらせる癖がつくと
このやり方で患者さんは納得してくれる。
これ以上踏み込まなくても大丈夫。
そうやって「逃げ道」を覚えてしまうと、
施術家としての質は、
ゆっくり下がっていきます。
派手に落ちるわけじゃない。
でも、確実に伸びなくなる。
分からないから、面白い
なんでなんで、と考え続けていると、
正直、分からないことの方が増えます。
でも、
少しずつ腑に落ちる瞬間が出てくる。
ああ、そういうことか。
だから、ここがこう反応してたのか。
その瞬間が増えるほど、
この仕事は、やっぱり面白くなります。
マンネリを感じたときこそ
もし今、
なんとなくマンネリを感じているなら。
それは、
もう一段深く考えられる位置に来た、
というサインかもしれません。
無難に終わらせず、
常に「なんで?」を持つ。
その問いを手放さない人は、
結局、長く伸び続けます。
業界を面白くするのも、
レベルを上げていくのも、
こういう積み重ねだと思っています。

ここまで読んで、
何か引っかかるところがあった方へ。
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整体院・訪問マッサージ・鍼灸院などの現場で感じてきたことをもとに、
体の不調や症状について、
「どう捉えるか」という前提の話を書いています。
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