動悸。
心臓がドクドクドクドクして、自分の意思とは関係なく、勝手に主張してくる感じ。
この症状が出ると、多くの方が一気に不安になります。
このまま倒れるんじゃないか。
心臓発作につながるんじゃないか。
そう考えるのは、ごく自然なことだと思います。
まず大前提として
心臓そのものに問題があって 動悸が出るケースは、確かにあります。
その場合は、迷わず医療機関で検査を受けることが大切です。
はっきりしておいた方がいいところです。
ただ、実際に現場で多くの方を見ていると、動悸の理由はそれだけではないケースも少なくありません。
動悸を感じているけど、検査ではそこまでって言われてしまうケースです。
動悸は「心臓が悪い」だけで起こるわけではない
動悸というのは、心臓がサボっている状態ではなく、
むしろ「一生懸命働いている結果」として出てくることもあります。
例えば、強い不安や緊張が続いているとき。
これは想像しやすいですよね。
体が常に臨戦態勢になり、心拍が上がりやすくなります。
体のバランスが関係していることもあります
血圧の変動や、気圧の変化に体が対応しようとしているとき。
呼吸が浅くなり、酸素を取り込みにくくなっているとき。
赤血球の質の影響。
血液の粘度の関係。
便秘による体の内部での圧力の関係。
こういう状況でも、心臓は「もっと回そう」と働きます。
また、血液そのものの状態が影響していることもあります。
検査の数値には出なくても、酸素を運ぶ効率が落ちていれば、
それを補うために、心臓が頑張る必要が出てきます。
心臓は、最後に頑張らされる役割
整体の現場で体を見ていると、
心臓は「原因」というより、
「調整役」「尻ぬぐい役」になっている場面をよく見かけます。
血管の状態、呼吸、血液の巡り。
どこかで調整がうまくいかなくなると、最後に心臓が帳尻を合わせにいく。
その結果として、動悸として自覚される。
見方が一つじゃないと知るだけでも
動悸があるからといって、
必ずしも「心臓が悪い」とは限らない。
もちろん、検査や医師の判断は大切です。
その上で、体全体の状態として どういう背景があるのか。
そういう見方もある、と知るだけでも、
不安の質は少し変わるかもしれません。
この記事は、 安心させるための答えではなく、
「考え方の選択肢」を一つ増やすためのものです。

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体の不調や症状について、
「どう捉えるか」という前提の話を書いています。
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