「健康」と「病気」の間にあるもの 〜未病という考え方〜

そもそも、ちょっと考えてみてほしいんです。
病気って、いつなるのでしょうか?

・体調が悪くなったとき?
・血液検査で異常が出たとき?
・画像診断で異常が見つかったとき?

もちろんそれもありますが、現時点で明確に言えるのは「医者から診断が下ったとき」です。

こんな話、聞いたことありませんか?

  • 「昨日まで元気だった人が、急に亡くなった…」
  • 「半年前までは普通に生活していたのに、今では寝たきり…」
  • 「脳梗塞で倒れた」

でも、体ってそんなに急に壊れたりはしません。
急激に悪くなるのは、よほど変なものを食べたときくらいです。

そうではなくて、あなたの体は、日々少しずつ負担を溜め込んでいるんです。
ただ、症状として現れていない、自覚がないだけなんです。

東洋医学では昔から「未病(みびょう)」という言葉があります。
これは「病気ではないけれど、健康とも言えない状態」のこと。

まさに、まだ症状が出ていないけれど、確実に体に負担が溜まっている状態なんです。

画像の赤線のように急に病気になるということはなく、疲れなどが原因となって段々と右肩下がりになってしまいます。そして、ある一定を境に症状が出始める。病院に行ったら、「○○」と診断され、「自分は病気なんだ」と初めて認識します。

ここで伝えたいことは境を越える前から、
体はなにかしらサインを出しています。

目次

■ だからこそ、定期的に『体を診る時間』を持ちませんか?

「私は元気だから大丈夫」
たしかに今は大丈夫かもしれません。

でも、定期的に病院で検査を受けたり、
整体や施術を通して「体の声」を聞く時間をつくることは、
未来の健康を守ることに繋がるんです。

誰に診てもらうかは、あなた自身が
「信頼できる」と思える人を選べばいい。

  • データに基づく西洋医学の医者でも
  • 信頼できる整体院の先生でも
  • 東洋医学の専門家でも

大切なのは、あなたが納得して任せられるかどうかです。

■ 自分と向き合う時間が、健康意識を高める

自分の体としっかり向き合う時間を作ることで、
自然と日常生活への意識も変わっていきます。

「健康って、こんなにありがたいことなんだな」
そう感じるだけで、あなたの毎日はもっと良くなっていくはずです。

そして何より、あなたが元気でいることが、周りの大切な人たちを安心させることにも繋がります。

健康でいることは、自分のためでもあり、大切な人のためでもある。

そんなふうに、「自分の体と丁寧に向き合う時間」を持ってみてください。


ここまで読んで、
「体の状態って、
 ある日突然『健康』から『病気』に変わるわけじゃないんだな」
と感じた方もいると思います。

では、なぜ
最終的に「痛み」という形で
体はサインを出すのでしょうか。

▶ 「痛みは最後のサイン」内臓体性反射と整体から
https://www.kawaguchi-kojiro.com/「痛みは最後のサイン」内臓体性反射と整体から/

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